皆様、こんにちは 肥料部の江原です。
季節も冬となり、寒さがひとしお身にしみるころになりましたね。
こんな時期だからこその作業が、堆肥・ボカシ肥料作り。
今回は、私たちの主力商品のひとつである『VS菌』を用いたモミガラ堆肥を紹介します。
紹介に使用する写真は県内のナス農家さんのものです。
ナス農家さんの話によると
「モミガラ堆肥作りのきっかけは青枯病です。
“土壌消毒”と“耐病性の苗”を使用して対策を講じてきましたが、今後の事を考えて土作りについて調べていた所、知人よりモミガラ堆肥を紹介されました。」
定植時期に間に合うように、12月に堆肥作りを行いました。
「ガクがしっかりしている。花も良い。」とのこと。
今年は、11月まで青枯病の発生なく収穫できた模様。来年は堆肥作りの量を増やし、
一部を露地の圃場にも散布するとおっしゃっていました。
材料を全て積み込んだ状態。
材料はモミガラ・米ヌカ・油カス
細断された稲ワラ・VS34を使用。
ホースで水をしっかりかけて、
最後にビニールシートをかけました。
1回目の切り返し。
微生物が活発に活動し、発酵熱が出ています。
合計2回の切り返しを行いました。
定植前。モミガラ堆肥と共に、VS34、VSあかきん、VSトリコを散布した状態。VSトリコを土中に混和するだけでなく、圃場表面にも散布しました。
定植から4ヶ月。マルチ除去後に、
追加でVSトリコを圃場表面に散布
した状態。
各種、資材の値上がりが厳しい昨今。
こんな時頃だからこそ、自家製のモミガラ堆肥で土作りに挑戦してみませんか?